トランプ次期大統領のスローガンの一つに
 NAFTAの締結内容の見直しがあります。
これが実行されるとメキシコからアメリカへの輸入に対する関税が
 大きく引き上げになる可能性がございます。
通常考えられるのは上がった関税の分利益が減るという事で、
 日産のカルロス・ゴーン社長はこれに対し
 原材料の価格の高騰があるとの見通しを述べております。
 ※12/17(土)の日本経済新聞より引用
しかし、実際にそうなってしまうとアメリカ側の利益にも
 同時に影響を与える事になるため、
 そこまで深刻な問題として捉えていないようです。
トランプ次期大統領の考えではメキシコからの貨物に関税をかければ
 アメリカ国内の雇用が確保されるという意図があるかもしれませんが
 車自体の最終販売価格もこれに合わせて上昇すれば
 当然売りにくくはなるでしょう。
様々な要因が絡んでくるので、目先の利益だけの対策だけでは
 逆に本末転倒な結果を招く事もあるのかもしれません。






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